2015年12月24日木曜日

医学の視点からハンセン病問題を考える

戦前、ハンセン病は恐ろしい伝染病とする学説の支持が強く、戦争に向かう時代で、多数の国民の安全を守るために少数派は犠牲にならざるを得ないという背景により、強制隔離政策が採用されました。
戦後も1953年に「らい予防法」が制定され、隔離政策は続きました。この法律は2001年に廃止されましたが、その間、病気に対する偏見と差別は広がりました。
しかし、隔離政策の一方で、同時代にハンセン病の感染力は弱く、感染しても発病は患者の体質によるとして、隔離させない治療を実施する医師がいました。
近代以降のハンセン病問題について、まとまった形で学び、考えたいと思います。

講師:和泉眞藏さん(医学博士、アイルランガ大学客員教授)
日時:2016年1月30日 土曜日
    13時30分から16時
場所:みくも地域人権福祉市民交流センター
参加費は無料です。

お申込み:あすぱる甲賀
TEL0748-65-4020 FAX0748-65-4021 Email henshin@us-pal.net
会場地図の画像

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